ドライアイの原因として
マイボーム腺機能不全が注目されています
最近の研究では、ドライアイの方の多くがマイボーム腺の機能異常を伴っていると報告されています。
マイボーム腺とは眼瞼の縁にある皮脂腺のことです。そこから分泌された脂質は涙液層を安定させ、ドライアイになりにくくなると考えられています。
広島野村眼科ではドライアイの点眼や涙点プラグの治療のほかに、IPL治療器による治療をお勧めしています。
IPL治療器(ルミナスM22 IPLシステム)は酒さ(赤ら顔、ほてり)やシミ治療に使われています。眼科領域ではマイボーム腺機能不全にも効くという報告が複数の論文でされており、
メカニズムとしてマイボーム腺への過熱や炎症を助長する血管の閉鎖、細菌増殖の抑制などが指摘されています。
当院ではこのIPL 治療器による施術にあわせて、マイボーム腺の圧迫、マイボシャンプーによる眼瞼のクレンジング、さらに日々のホットパック(温罨法:マイボーム腺の機能を高めます)の指導などを組み合わせてドライアイ治療を行っています。
先行して関東、関西の施設が効果を上げており、
広島での導入は当院が初(平成30年11月時点)です。
通常のドライアイ治療でなかなか改善しない方はぜひ当院にご相談ください。
①術前に目の周りのメイク、基礎化粧を落としていただきます。
②照射するところにホクロがある場合はパッチシールを張り保護します。
③冷たいジェルを頬に塗ります。
④レーザーを20~30発照射します。時間は数分程度です。
⑤点眼麻酔をして診察室でマイボーム腺の圧迫します。
※追加で治療が必要な場合は、10,000円(税込)かかります。
※お支払いは全て1回目の施術終了後にお願いいたします。
※保険適用外のため、お支払いは全額現金のみとなります。
2024年4月末までにIPL申し込みの方は5回3万円にてご案内しております。
ドライアイで受診の際に、ホームページをご覧になったとお伝えください。
定員になり次第締め切らせていただきます。
注意点
1回よりも複数回の照射で効果が表れてきやすいので、当院では3,4週間の間隔をあけ6回を基本回数として
開始し、必要に応じて追加します。
施術後2週間は日焼けを避け、外出される際は照射したところに日焼け止めを塗布してください。
☆☆以下の方は施術をお受けできません☆☆
- ・光感受性を高める薬(※)を内服している方
- ・皮膚の黒い方、強く日焼けされている方
- ・眼瞼、皮膚に入れ墨をされている方
- ・肝斑など皮膚疾患のある方
- ・照射するところに傷や炎症がある方、皮膚の弱い方
- ・てんかんのある方
※ニューキノロン系抗菌薬、アダラートなどの降圧薬、ラシックスなどの利尿薬、メバロチンなどの高脂血症治療薬、ボルタレンなどの消炎鎮痛剤、
ポララミンなどの抗ヒスタミン薬、ドクダミ、クロレラなどのサプリメント
詳しくはお電話で直接
お問い合わせください。